リリ禁瀬戸際状態の長野県で行なわれた「日本の川(湖)と魚を考える」というシンポジウムに参加してきました。今回は赤いカルガモ師匠と、当ページの掲示板にいつも書き込みいただくトムさん、トムさんの友人で4人で乗り合わせていきました。赤いカルガモ師匠に車を出していただいて、しかも運転の大部分をお任せしてしまいました。(申し訳ありません。大変お世話になりました)私の場合、河口湖にはしょっちゅう行っていますし、中央道で諏訪までは行きますので、少し甘くみていましたが、長野県の県庁所在地がある長野市周辺はは本当に遠かったです。(--;)
6時40分頃多治見で待ち合わせをし、会場に到着したのは9時40分頃でした。シンポ自体は午後1時から始まるのですが、何故この時間から入っていたかというと、事前にいろいろとボランティアの仕事があるのでという事を聞いてはいました。しかしながら私達は何時に到着するのか解らずに出発していましたので、あらかじめ「参加します」とか何も連絡をせずに行った私たちですが、到着と同時に何やらスタッフ打ち合わせが行なわれていたので、何気にその中に溶け込んでいました(笑)今回は駐車場の案内係をさせていただきました。私たち4人とプラス2人の方、合計6人で担当させていただいたのですが、その2人の方がWBS53 pick up新潟の運営委員の方で、やはり「類は友を呼ぶ」といいますか、すぐに釣り場のゴミ問題やマナー問題等、共通の話題でいろいろとお話させていただきました。新潟と言えば日本で一番最初にリリ禁条例が出来てしまった県なのですが、その辺りもいろいろと教えていただきました。あって欲しくはないんですがもし岐阜県でリリ禁になった場合にどういう対応をしていくとか、大変参考になりました。
私達が担当させていただいた駐車場はあまり車がきませんでした。っていうかシンポ自体に人が来てませんでした。これはかなり寂しい限りです。長野県のバサーってこれだけ少なかったのですかね〜?それとも長野周辺地区のバサー・バス関係者もリリ禁をどうでもいいと思って気にしなくなったのか?せっかく多忙な中わざわざ田中康夫知事が参加してくださったり、知事にバサーのリリ禁に対する盛り上がりを見ていただいて、最後の瀬戸際でもしかしたら条例が止まるかも知れないと思っていたのですが・・・・・・。新聞に長野県の漁場管理委員会でリリ禁が決められた時点で何を勘違いしたのか知事宛にバサーから非難中傷のメールが殺到したようで、少しの希望はあったのですが、ほぼ決定の方向でいきそうです・・・・・・・・・・・。しかしながらこのシンポでは全く悔しい思いをしただけで終わったかというとそうではなくて、天野礼子さんや水口憲也先生やCWニコルさんや田中康夫知事様から、いろんなアイデアや方向性を見出せる事を教えていただきました。バス問題に関わる事については、いろいろとダム問題や琵琶湖総合開発がらみでうさんくさい事等、いろいろとあるのですが、いろいろとずるがしこい手を使いあれやこれやと動いている国の省庁関係者からどうやって対応していくのかいろいろと勉強させていただきました。
今から私がバサーでありながらとんでもない事を書きます。しかしながらその言葉の中にはいろいろとその地元の方の事情があったり、利害関係があったり、法律があったり、複雑なのですが結局は「ダムを壊して減らしていけばいい」んです。そうすれば勝手にゾーンニングになり、壊したダムからバスはいなくなり川に在来種が復活し、バスを有効利用していく目的でのみの場所でダムがごく少数存続し、この問題は解決していく事でしょう。ですので、ダム問題に関わっておららる方からすればバス問題は「ほんの一部の些細な事」とおっしゃっておられましたが、本当にその通りだと思います。
いい人にたくさん出会えましたし、本当に有意義な一日でした。
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