トーラスを切る
VILLARCERAU
Background figure by Horibe Kazunori
ヴィラソーの円について

小倉金之助によって日本語訳(大正4年=1915年)された、
るーしぇ,こんぶるーす共著「初等幾何学」(1900年)の1244番に、
YVON VILLARCEAU(1848年)の結果として載っています。

その本(原本)の(中)表紙と証明用の図623を載せておきます。

ところで、同様の結果が、長谷川弘,内田久命の「算法求積通考」
(天保15年=弘化元年=1844年)の39番の問題に記載があります。
その表紙とその問題と解答を載せておきます。
           「問題と解答」の枠を消したきれいな版

少し時間の前後はありますが、ほとんど同じ時期に、
同じようなことを考えているなんて、面白いですね。
このようなことは、いろいろな分野で確認できます。
うーん、不思議なことなのか、当然と考えるべきなのか、・・・。
ヴィラソー(天文学者)について
フルネームは、Antoine Joseph Francois Yvon Villarceau です。
生没年は、1813/1/15〜1883/12/23
(一部には、没年が1889年と書いてあるものもある。但しネット上)

と言うことを、直井 功 先生に教えて頂きました。感謝。m(_ _)m
幾何学大事典の編集にも参加された岐阜県の高等学校の数学の先生です。
数年前に定年を迎えられたそうです。

この4つのファイルは、PDFファイルです。
ちなみに、これ位古いと著作権問題は大丈夫ですよね。(^_^;)



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