連休最後の日に、長浜港にて「長浜スロープ向上委員会」の清掃会が行われてきましたので参加してきました。この団体さんは、スロープ使用に関係する、湖東地区周辺のバスボートを取り扱うショップさんと、ジェットスキー、ウェイクボードを取り扱うお店の方を中心に公共の場所である長浜港をより有効に気持ち良く利用させていただく為に話し合いや清掃活動を行なう為に集まった人達で作られたNPO法人的な団体さんです。月に一回程度清掃会が行なわれているのですが、平日に行なわれていた事が多く、参加出来ずにいたのですが、今回は5月5日(日)の夕方に行なわれましたので参加してきました。
とうとうリリ禁になってしまった琵琶湖なのですが、釣り人の方はどうされているのだろう?という事も関心がありました。
清掃会前に「子鮎」釣りセットを持っていましたので、長浜港にて釣りをしながら様子をみていると、けっこうバスボートもたくさん浮いていましたし、岸釣りされている方もたくさんおられました。「もし、バス釣れちゃったらどうするんだろう?」という疑問等はありましたが、私が見ている前では釣れているところは見えませんでした。長浜に向かう道中は下道で走ってきたのですが、国道21号線ですれ違う車を見てロッドを積んでいるかどうか調査しながら走っていたのですが、昨年の5月5日にも同じように夕方湖東方面に出かけたのですが、その時に比べてロッドを車に積んだ車を見たのは10分の1程度でした。この問題はとても難しい事なんですが、とりあえず、琵琶湖でバス釣りしたいんだけども、我慢してくれている方に感謝いたします。4月5月6月と我慢していただければネストのバスは守られて数が増大し、最近の行政が行っている「釣り人にバス増殖を抑える協力を〜」という意見をくつがえす事が出来ますので、あと何年か大変ですが協力いただきたいと思っています。その頃にはバスはかなり増えていますし、「リリ禁は全くの愚策だったじゃないか!」と行政をこらしめた後で、皆さんで思いっきりリリースしつつバス釣りを楽しみましょう。その為にもご協力よろしくお願いいたします。
結局、長浜港のスロープ横で子鮎を狙って釣りをしていた訳なんですが、よく考えれば釣れる訳がありません。今年の1月から4月までスロープの目の前で浚渫工事が行なわれていましたので、この場所周辺では湖底の泥が舞い上がって水を死なせていますので、根こそぎ環境が破壊されています。ですので魚が釣れる訳がありません。バスが起こしているであろう環境破壊の数百倍〜数千倍の環境破壊を平気で行なっていながら、新聞などへのコメントなどではいろんな事をバスのせいにして世間の目から言い逃れをしている巨悪な滋賀県行政。とても許せません。公共工事で国からお金が取れるからという事ならば、全く排除出来もしないのに、バスを取るのに税金を無駄に浪費したり、意味も無い場所を護岸で固めたり、浚渫で大量の魚を死なせたり何をやってもいいというのだろうか?
と、言いつつバスの釣り人は以前ほどではないが結構訪れている訳で、相変わらずラインやルアーのパッケージも落としたままだったりするので、長浜スロープ向上委員会のみなさんと一緒に、滋賀県に文句を言いたいがその前に清掃しておきました。
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