交 通 事 故


交通事故による傷害に対し、鍼灸治療は交通事故保険が適用されます。
 
 
交通事故によるケガは安易に考えないで下さい
その日は気になるくらいの症状でも、事故、衝突の瞬間は、1000s以上の衝撃 が襲ってきます。
少しの間は、精神的に緊張しているため軽く考えがちですが、後から後遺症に悩まされることは少なくありません。
 家で寝ているだけでは治るものではありません。治療しなければ慰謝料も出ないのです。

 
  鍼灸で早く、むちうちの苦痛から脱出しましょう
  
1.事故にあったら、まず、警察に届けましょう。
2.相手の住所・氏名・連絡先・自賠責保険の加入先など、情報を収集しましょう。
3.軽い怪我だと思っても、病院で精密検査を受けて下さい。、
 病院では、痛みのあるところは全て言って下さい。
4.一般的な交通事故の場合、自賠責保険により療養費が支払われますので、患者さまから窓口で頂く施  術費は、必要ありません。

5.
保険会社の担当者に当院へ通院する旨を伝えていただき、来院して下さい。
  後は安心して、施術を受けていただくだけです。

 
 交通事故保険は、健康保険のように傷病に対して給付すればよいのではなく、あくまで
損害賠償です。
 保険会社が交通事故の治療に鍼治療を認めれば、患者さんの負担なく治療を受けられます。
 現在では、多くの保険会社が鍼灸治療を認めておりますので、保険会社に問い合わせをして頂きたいと思います。
 また、交通事故保険におきましては、他の医療機関に通院していても、
鍼灸治療との併用も認められています。
 交通事故の場合、高次脳機能障害から、ムチウチ症、腰痛症まで症状は様々ですが、鍼灸治療で症状が改善されます。 
 
  今回はムチウチ症を紹介させて頂きます。

車の衝突事故のときに体は前方に移動しますが、頭は取り残されるので急激に後ろに反り返り、次の瞬間前方へ曲がる状態となりムチのようにしなります。
 このとき、頚椎周囲の筋肉・靭帯・椎間板・血管・神経などの組織の損傷を起こしたものをムチウチ症(頚椎捻挫)といいます。
 他にもスポーツ中のケガや頭部への物体の落下などにより同じような状態になったものを含みます。
 受傷の数時間後、あるいは翌日になってうなじの痛み、熱感、頭が重い感じ、肩こりなどの症状が現れることが多いのですが、受傷直後に現れることもあります。逆に数週間から数ヶ月たった後に症状が現れることもあります。
 症状には他に、首の痛みやこわばり、背中の痛み、腕の痛みとしびれ、意識障害、頭痛、めまい、目がかすむ、耳鳴り、難聴、腰痛などが起こることがあります。
 また、症状から、以下の4つの型に分類することもあります。
 昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛性疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。
 その中で
ムチウチ症に対しての結果は、患者106名のうち49名が著効、16名が有効、10名が比較的有効、16名がやや有効、15名が無効となり、91名の方に効果がみとめられたため、有効率は85.8%でした。
 そして、無効であった15名について検討してみると、症状が発症してから鍼治療開始までに長期間経過していることがわかりました。

 以上のことから、上記のようなムチウチ症に対する鍼治療の効果が実証されています。
 さらに、東洋医学研究所グループでは上記を参考に30年間に亘りムチウチ症に対する鍼治療を行い高い成果を上げています。
  
是非、副作用のない鍼治療をなるべく受傷後早い段階で試してみてください。



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