「愛知航空機研究家・渡辺哲国 略歴と活動実績」改2  2021/2/2

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模型飛行機)

昭和18年名古屋市に生れ、小学生時代に全国学童模型飛行機(ライトプレーン)大会に入賞し、模型飛行機に目覚める。その後、フリーフライト界の鬼才・板井克己氏に弟子入り、設計及び制作、飛行法を学び、ノルディックやG級グライダーも楽しむ。

一番弟子は天野正治君、全国大会でも優勝、商才に長けた彼は、動物プロダクション・COX PROJECTを設立し活躍したが、鬼籍に入った。

30歳の時、名鉄協商の「誕生日から何かを始めよう」のRCグライダーポスターに触発され、模型飛行機を再開し、現在に至る。

日本航空少年団)

中学生時代に模型飛行機が縁となり、航空少年団に入団、古田剛章副団長(元陸軍航空隊・百式司令部偵察機操縦士)に気に入られ、自衛隊機や新聞社機に搭乗体験。更に中部航空連盟にて中級滑空機訓練開始。

学連航空部・グライダー合宿訓練)

 昭和38年、愛知工業大学航空部に入部し、学連のグライダー合宿訓練に参加。

合宿地は、高松、八尾、鶉野、富山。搭乗機は、H-22BH23C

昭和39年に、「幻の技能証明No1535・滑空機中級」を取得。

愛知航空機(株)の後身である愛知機械工業(株)に入社)

昭和42年、「九九艦爆」「晴嵐」を生産した愛知航空機(株)の後身である愛知機械工業(株)に入社し、小型車のエンジン、トランスミッションの検査及び品質保証、開発に33年間携わる。

カムデン航空博物館)

1992年、オーストラリアのカムデン航空博物館から愛知で生産した「アツタ」航空発動機の調査依頼を受けたのが契機となり、愛知航空機の研究を開始。

「愛航会」支援

1993年、愛知航空機のOB会「愛航会」に参加、会員の高齢化により幹事を引き受け、14年間運営、2006年に閉会。

NASM「晴嵐」修復支援

1994年、スミソニアン・国立航空宇宙博物館・ポールEガーバー施設の「晴嵐」修復支援を開始。

愛航動員学徒手記刊行を支援)

1995年、敗戦50年の節目、愛航動員学徒の手記刊行を支援。

名古屋空(特攻隊草薙隊)手記刊行を支援

 1995年、敗戦50年の節目、名古屋空(特攻隊草薙隊)手記刊行を支援。

・愛航についての調査研究結果を「航空ファン」、「丸」、「タミヤニュース」、「羽田の青い空」などに寄稿。

・2018年~、「瀬戸地下軍需工場跡を保存する会」と連携し、「晴嵐、彗星、流星、九九艦爆、水偵等に関する学習会や研究会」を開催中・・・コロナ禍により休止中。

   http://ob.aitai.ne.jp/~tera-m/index.htm