詳細な表示が、速やかな対応にとても重要です。大変な作業ですが資格がなくてもできることです。みなさんもやってみたらいかがでしょうか。
1.原因場所の特定。(ブレーカーの下りた場所)
2.原因の特定(理科室で、過大電流を流した。不良プラグを差し込んだ等。)
3.原因不明の場合(上司に相談して対応、業者(中部電気保安協会)に問い合わせるなど)
ブレーカー遮断時、復旧する前に
見比べてください。著者も驚きでした。
新表示
旧表示
(電灯)4の3、4の4 |
(電灯)4の2 |
(電灯)
3の1,3の2 |
(電灯)
3の3 |
廊下防犯
感知ライト |
(電灯)
階段東、中、西 |
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(電灯)2F廊下、トイレ
(コンセント)4の2,教材室 |
(電灯)東トイレ
(コンセント)4の3,4の4 |
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(コンセント)西テレビ
+3の1窓側 |
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(コンセント)2の3
3の2,3の3 |
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放送
テレビ電源 |
北舎2F分電盤表示旧(左)新(右)
職員室、電灯 |
図書室、電灯 |
保健室、放送室
教室1 |
音楽室
教室2 |
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西階段
中央、東電灯 |
東テレビ用
コンセント |
2F廊下
宿直室、正面時計 |
東便所、電灯 |
放送室
コンセント |
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西テレビ用
コンセント |
図書室
コンセント |
保健室、コンセント |
職員室
コンセント |
予備 |
学校の分電盤の中には、各遮断器が配置されてます。見られたことがあるでしょうか?
本校の分電盤表示部は、開校以来変わっていないようで、普通教室なのに、保健室や、図書室などの表示になってました。この状態では、ブレーカー遮断時に、原因箇所の特定や、速やかな対応が難しいですね。
著者は、夏休み中に、ブレーカーを1つずつ切りながら確認してブレーカー表示を新しくしました。1人で作業すると、すごく時間がかかりますし、疲れました。(三階分を確認するのに2日間かかりました)
おまけ(分電盤)
上記の文書は、著者が研修等を受けたときに、何を学んだかを記録に残して(文書化する)校長に閲覧してもらい、校内ファイリングに保管する物です。知識や経験は形に表すのが難しいため、このような方法を採っています。(実際に身に付いているかは疑問ですが・・・)
講習を終えて:身近なところで注意すべき2点(プラグ、コード)について記載しました。資格などがなくてもできる部分です。ひごろからできることをやっていくことが大事であると認識できた講習会でした。
司会のおねえさん
会場の看板
1.ドラムコードの巻いたままの使用。
定格電流15Aでも巻いたままの使用5A(超えての使用は失火の原因)
2.ビニルコードどうしを直接つないで、テープ巻きにする。
電圧負荷がかかったり、テープの外れで漏電の恐れがある。
3.濡れた場所での使用。(電流が流れやすく感電の恐れ)
4.物が乗ったり、挟まったり、踏まれるところで使用しない。
コードが切れたりして、漏電や失火の原因。
5.ビニルコードをステープルで固定しない。(破れやすく漏電の恐れ)
1.コンセントとの間にゴミや埃が溜まると、失火の原因になる。
→埃を取り除く。日頃から差し込み口をきれいに保つ。
2.プラグの刃がぐらつく、曲がっている。発熱する恐れ、コンセントにも緩み?
→速やかに交換(これは資格要)、点検。
3.濡れた手での使用を避ける。(電流が流れやすく感電の恐れ)
4.物が乗ったり、踏まれる場所に置かない。(割れて漏電する恐れ)
プラグ
学校で出来る電気器具の取り扱い注意!
目標:講習の中から、学校内での正しい電気の取り扱いを学ぶと共に、日頃から注意すべき事を理解する。
日時:15年11月11日 火曜日 13:30〜16:30
主催:中部電気保安協会
場所:セラトピア土岐
電気保安講習会記録