個人目標および勤務評定について

 著者の自治体では、平成13年度より、個人目標を年度始めに市へ提出し、勤務評定により、給与や賞与に反映しているようです。市職員全員が、提出することになっており、事務職から消防署やゴミ処理場、もちろん校務員もその対象です。パソコンを使ったことのない者もエクセル形式で提出しなくてはいけません。
 校務員の仕事は、その毎日に起きた事の速やかな対応が主な仕事です。年間を通じて目標を立てることはとても難しいです。
 ガラスが割れたときには、業者への連絡(ガラスの種類や、サイズ、速やかに来校できるかなど)、生徒の危険回避 (業者到着までの破片などの二次災害防止)等をします。
 水道漏水の時は、元栓を閉めて(水道元栓位置の把握が大事)コマやバルブユニット(主にトイレのバルブに対する知識が必要)を交換します。いずれも事が起きたときに行動することで個人目標には書けないことですが、このような速やかな行動ができることが常勤職員でいることの大事な部分だと思っています。
 しかし、市の1職員として個人目標は提出しなければならないので、形にできる部分を載せてみました。その部分だけで評価されるのは不満の残るところですが、現段階では校務員の仕事を文書でいかに表現できるかを模索している状態です。もちろん、年間を通じての剪定や、行事の対応、草刈り、安全点検などは、1週間や、1ヶ月の予定で計画的に仕事をしていきます。
 個人目標は、学校長との面談を行い、学校側が求めていることを充分に協議し設定しています。
平成20年度 個人目標