プラナ倶楽部 陶芸教室ツアーリポート

陶芸教室では毎年5月に希望者参加の「陶芸ツアー」で陶芸ゆかりの地を訪ねます。
2004年は岐阜県の多治見を訪れました。
 陶芸探索ツアー「 多治見 陶芸の郷を訪ねる 」レポート
 出発日:
'04年 5月23日(日)・26日(水)
 コース  : 名神→ 中央自動車道→多治見IC → 岐阜陶磁資料館→ 昼食→
      →市の倉 さかづき美術館→幸兵衛窯→帰途
恒例の陶芸探索ツアー。
今年は2回に分かれて、多治見の陶器の歴史に触れてまいりました。


幸輔窯


今回訪れる2軒のうちの1軒目の個人の窯元さんのところです。
明治時代に多治見市市之倉で開花した手作り、手描き技法を受け継いでいる染め付け和食器の専門窯元で、伝統的工芸品に認定されています






古い土をこねる機械に
歴史が感じられます。
この製品、鉢だったたり皿だったりするわけですが、どれも同じ形です。この同じ形、どの様にして作っているんだろうか?これは私にとっては重大な疑問でした。

今回その疑問は五代目によって解き明かされることとなったのです!

型作り、耳にはしていた言葉、
それを実際に目にした時、
そのなんとも単純で楽しい作業、
しかしその中にある微妙な土の量加減。
これぞ職人技!と思いましたね。
(ちょっと大げさかな)












昔、使っていた窯がすてきなギャラリーになっています。
 
ここで忘れてはならないのが四代目の絵付けの実演。

皆さん真剣に四代目の絵付けの苦労話や道具の話に耳を傾けます。

いよいよ実演。
周りを取り囲まれてちょっと緊張されているご様子でした。
 
こちらでは陶器を百貨店などにおろしていますが、個人向けにも販売されています。普段使いの食器等が手頃な価格で購入することができ、皆さんお土産にするのでしょうか、見学と同じ位熱心に選んでおられ ました。