幸輔窯の陶器製造工程を紹介します。
たくさんの工程をくぐって完成します。
古染付山水馬上杯
土練り
真空土練機にて土練りをします。
作りやすい固さにして土の中にある空気を
抜きます。
成形工程
機械ろくろを使い、石膏型に土をつめて
成型します。
型抜き
石膏型から抜き取り、渕に波加工をします。
成形・型抜き
浜(足部分)も同様に成形します。
浜付け
浜と身を接着します。
削り
削りを入れて形を整えます。
仕上げ
スポンジで水ぶきして渕のバリを
仕上げます。
素焼き
700度程で素焼きをします。
絵付け
すじひきをしてから筆で絵付けをします。
すべて手描きです。
釉薬かけ
うわぐすりの中に沈めて釉薬をかけます。
浜はがし
浜の釉薬を水ぶきします。
窯入れ
窯の台車に棚板を載せ、
棚板の上にびっしり製品を並べます。
焼成
台車を窯の中に入れてガスバーナー
に火を入れます。
焼成温度は1200度程です。
焼成時間は約24時間。
窯だし
自然冷却の後、台車を引き出します。
完成
完成です。
洒落た小鉢として珍味を入れたり、
アイスクリームを盛り付けてはいかがでしょう。