はじめに・・・
MINIとの出会い
2003年の秋、ふと立ち寄ったMINIの営業所 (後で知ったのですが、そこはBMWとMINIのショールームが併設されていた正規ディーラー)  
その BMW社から発売されていた当時のニューMINIを試乗した時の感想が、従来のMINIのスタイルと印象を残しつつ、剛性感のあるシャーシと低いエンジン音、そしてパワー感とステアリングをきる際のタッチ感の快適感と安定性に感動した記憶がありました。
試乗後、この車欲しいなぁーって思ったことを今でも覚えています。
まさに今すぐ乗りたい車と思った魅力的なMINIとの、はじめての出会いでした。

ところで、今もあまり変わらないと思っていますが、周りの方に、『今度ミニに変えるんだ!』って言っても、必ず 『うん?ミニって何?』って返事が返ってきます。
さらに、『車のミニだよ!』って言っても 『えっー、ミニ? どんな車だっけ? 』...
このような時は、『ミニクーパーだよ!』 って言うと、ほぼ 100%の確率で、『なんだ、ミニクーパーか!』っていう会話、経験ありませんか?
つまり、日本人の多くは今でも『ミニクーパー』が正式な車名だと思い込んでいますね(笑)
『正式な車名はミニで、クーパーはグレード名ですよ!』 って伝えると、これも100%の確率で 『へぇー、知らなかった!』 っていう会話...
さらに、ミニは現在、BMW社の 『MINI』 っていう車のブランド名であることも伝えると、これもほぼ 100%の確率で 『へぇー、知らなかった! しかもBMWなの? 』って言う会話...
MINI好きな私としては、寂しい限りですが...

話を戻しましょう。
2003年、当時私が乗っていた車はトヨタのクオリス2.5 (いわゆるマークUワゴン)で、ちょうどクオリスを新車で買ってから 6年が過ぎ、そろそろ次に乗りたい車を模索していた時期でもありました。
ですが、当時はSUV車が人気を博していた頃で、結局、その影響もあってか、 2004年にはトヨタのHarrier3.0Gを新車で購入していました(汗)
(MINIはどこにいったんじゃい!)

ちなみに、BMWの正式名称をご存じですか?
Bayerische Motoren Werke AG (バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ・アーゲー) 
これを略してBMWと呼んでいますが、正確に名称を言える人はほとんどいないでしょうね(笑)


少しだけMINIの概要  
ミニは、私と同じ1959年の8月生まれ(私が8/20でMINIが8/26なので、ほぼ同時生まれ)で、 相次ぐ吸収合併でブランド名は変わりながらも長きに渡り生産販売されてきました。  
1994年にBMWがローバーを傘下に収め、生産を始めとするミニに関する全ての権利を有したところから、100% 新設計となる New MINI の開発を開始。  
初代ミニとの区別が必要な際には、先代を「先代ミニ」または「クラシックミニ」と呼び、BMWから初代 MINI が発売された 2001 年以降を「BMWMINI」や、 「ニューミニ」と呼ばれていましたが、2014年 3月から第3世代のニュー MINI が発売されたので、第2世代の MINI をなんと呼ぶのか今後、気になります。
また、『MINI』 という自動車ブランドは、BMW 初の FF 車として2001年に開業したブランドです。



MINIの特徴  
1959年の初代から40年間キープコンセプトで生産していたのと同じで、BMW傘下以降も初代からほとんど同じデザインを継承されています。
ホワイトルーフ、ホワイトミラー、フェンダーとサイドステップ部分がマットブラックなど...。
また、最近の日本国内で新車購入可能な車種は輸入車も含めてAT(オートマチック・トランスミッション)車のみの設定が多いのですが、MINIについては日本仕様でも全車種、 全グレードで 6速MT(マニュアル・トランスミッション)が選択可能になっているのも大きな特徴です。
逆にJohn Cooper Worksの全モデルは6速MTのみの設定で、AT車の設定はありません。    
【2012.10.23 改定】
John Cooper Worksのモデルに、AT (オートマチック・トランスミッション) 搭載モデルを追加発表








初代 BMWMINI  【2001年 〜 2006年】
車   種 備   考
 R50 ハッチバック (ONE/Cooper)  
 R52 コンバーチブル  
 R53 ハッチバック (CooperS)  

1994年、BMWがローバーグループを総括することとなったと同時に全く新しいミニの開発が開始。
ところがローバーの経営悪化はとどまるところを知らず、ついにBMWはローバーを切り離すことになりました。
それで、ほぼ開発が終わっていたミニはドイツに開発拠点を移し、インチサイズのヤード・ポンド法からミリを用いるメートル法での再設計を行うことになりました。
結局、ローバーとBMWによって開発されたミニは 2001年に発表され、日本ではBMW JAPANが 3月2日を「ミニの日」と名づけ、2002年3月2日に発売されました。

初代 MINI Convertible









2代目 MINIの主なプレス・リリース (2007.01.16 〜 2013.02.13)

  2007年 1月16日 本質を究めたMINI、すべてが新しくなって新登場
  2010年 4月15日 MINI 4番目の新型モデル「MINI CROSSOVER (R60)/クロスオーバー」 発表
  2010年 5月11日 MINI がエンジンを変更(MINI、MINI Clubman、MINI Convertibleの3モデル対象)
  2010年10月 7日 全モデル・ラインナップのデザイン・装備内容を一新
  2011年 9月27日 MINI 5番目の新型モデル「MINI Coupe (R58)/クーペ」 発表
  2012年 1月19日 MINI 6番目の新型モデル「MINI Roadster (R59)/ロードスター」 発表
  2012年10月23日 MINI John Cooper Worksの全モデルに、オートマチック・トランスミッション搭載モデルを追加発表
  2012年12月18日 MINI 史上最速モデル「MINI John Cooper Works GP」が誕生
  2013年 1月31日 MINI 史上最大のラゲッジ・スペースを確保した「MINI Clubvan/クラブバン」 発表
  2013年 2月13日 MINI 7番目の新型モデル「MINI Paceman (R61)/ペースマン」 発表


車   種 備   考
 R55 クラブマン  
 R56 ハッチバック (ONE / Cooper / CooperS)  
 R57 コンバーチブル  
 R58 クーペ  MINI 5番目の新型モデル      ※ 2011.09.27 〜 2015.02.13 生産終了
 R59 ロードスター  MINI 6番目の新型モデル      ※ 2012.01.19 〜 2015.02.13 生産終了
 R60 クロスオーバー  MINI 4番目の新型モデル (別名 : カントリーマン)
 R61 ペースマン  MINI 7番目の新型モデル

第二世代のMINIは、2006年のモンディアル・ド・ロトモビルで発表。
ハッチバックは 2代目に移行し、コンバーチブルは初代が継続して生産されていました。
コンバーチブルは 2009年モデルより新型を導入。

オリジナルミニ同様、「変わらない良さ」が基本コンセプトとなっており、外観は、先代ミニとの区別が難しいほど類似しており、 「変えないこと」に対する意思が強く現れており、ボディーサイズは前後左右に 20mmほど大きくなりました。

2代目 MINI John Cooper Works ROADSTER (JCWは、私がMINIを購入する時に一番欲しかったグレード)       


ちなみに、私の1台目のMINI R56 Hatchback CooperSは、2010年10月 7日 からデザインと装備内容が一新されたモデルでした。

<参考 : MINI R56 3Door Hatchback CooperS >
   最高出力 : 135kW ( 184ps) / 5,500rpm
   最大トルク (オーバーブースト時)/回転 : 240Nm ( 260Nm) /1,600-5,000rpm
   燃料消費率 10・15モード (国土交通省審査値) 19.2km/リットル
   燃料消費率 JC08モード (国土交通省審査値) 17.8km/リットル







第二世代のMINIが生産終了  (2006 〜 2013.11.28)  生産台数 1,041,412台
最終的に第二世代のMINIは 2013年11月28日で最終モデルがラインオフし、今では第三世代のミニだけが生産されています。


当時は第二世代のMINIオーナーとして、ちょっぴり寂しい限りでした...
ちなみに、第二世代のミニは 7年間で計 1,041,412台生産されたそうですが、実際、この数字がすごいのか正直分かりませんが...汗)









3代目 MINIの主なプレス・リリース (2014.03.25 〜 )

<3代目 MINIの主な特徴>
第3代目からモデルコードのアルファベットが従来の 『 R 』 から 『 F 』 へ変更? (例:ハッチバック R56 ⇒ F56へ)
第二世代のMINIは全グレード 1.6リッターエンジンでしたが、今後はグレードに合せて2種類のエンジンを搭載。
新型エンジンは、
ONEとCooperには、3気筒1.5リッター・ツインパワーターボエンジンを搭載し、 CooperSとJohn Cooper Worksには、4気筒2.0リッター・ツインターボエンジンを搭載。

  2014年 3月25日 【 ハッチバック ( 3ドア / F56) 】
              基幹モデルの3ドアハッチバック・モデルのMINIが、7年ぶりにフルモデル・チェンジ。
              ※ モデルコードは F56

  2014年 7月 1日 ニューMINIのラインナップにMINI ONE (F56 ONE) を追加

  2014年10月 2日 【 ハッチバック ( 5ドア / F55) 】
              MINI 5ドア・ハッチバックモデル「MINI 5DOOR /5ドア (モデルコード F55)」発表。
              ※ MINI初めての5ドア・ハッチバック・モデルが誕生。
                ただし、6速AT仕様のみで6速MT仕様はなし。

  2015年09月25日 【 クラブマン ( 4ドア / F54) 】
              ボディサイズの大型化とクラブドアを廃止したニューモデルが誕生
              ※ 新型ミニクラブマンが遂に登場! 4ドア+観音開きドアでハッチバックとは異なるインテリアで発表
               さらに、ミニ初の8速AT仕様に加えて8速MT仕様もラインナップ

  2015年10月24日 【 コンバーチブル ( 2ドア / F57) 】
               モデルコード F57 新型 MINI Convertible.が、第44回 東京モーターショー2015でお披露目
              新たにユニオンジャックパターンが織り込まれたユニークな幌が魅力的です。

   〜 現在に至る。


車   種 備   考
 F54 クラブマン ( 4ドア+観音開きドア )  
 F55 ハッチバック ( 5ドア )  
 F56 ハッチバック ( 3ドア )  
 F57 コンバーチブル ( 2ドア )





3代目 F56 ハッチバック



3代目 F58 クーペ?



3代目 F59 ロードスター?

現行の "R58 クーペ" と "R59 ロードスター" は、"R56 ハッチバック" のドアから上の部分を改造したようなスタイルでしたが、 新型 "F58?" と "F59?" はボディー全体を新しく作られるようで、CGからは車体が全体的に低く感じられるようでした。
リアの感じも現行タイプより低く見えてテールランプも "F56 ハッチバック" より良い感じでした。
私は新型の F59 ロードスターの発表と同時に予約を入れようと思って、既に貯金を始めていましたが...(汗)




ところが!!!

クーペとロードスターに関する残念な情報が飛び込んできました...

それは、『 MINIクーペ、MINIロードスター生産停止へ 』 (2014.11.26)


つまり、新型MINIベースのクーペとロードスターは生産されずに、旧モデルのままで終了するとのこと。

この時は MINI R56 ハッチバックを購入してから3年後の初めての車検を受けた直後のニュースだったので、大変ショックでした...
それにしても、ネット上で新型 MINIロードスターとクーペのコンセプトカーの写真が掲載されたり、新たなスパイショット写真が数多く紹介されていたのは何だったのでしょうか?








その後

2015.02.13 本国から「R59 ロードスターの生産終了」というプレスリリースが正式に公開されたので、急遽...
新車で購入してからはじめての車検を受けたばかりのR56を下取りに出して、生産終了になる R59 ロードスターの購入検討をはじめました。


そして、遂に!

2015.05.23 MINIロードスター 納車! 

現在に至る。


・・・ お し ま い ・・・
























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